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任地の電話

裁判所採用

裁判所事務官試験の最終合格者の発表がありましたね。

皆さん、結果はいかがだったでしょうか。

最終合格しても採用されるか分からないのが公務員試験です。

裁判所は官庁訪問はなく、高順位の人から任地の打診の電話がかかってきます。

今回は、皆さんが心配している任地の連絡についてご紹介します。

目次

最終合格発表

裁判所事務官試験は、最終合格すると、郵便で合格したことと、順位が記載された紙が送られてきます。

私のときは、二次試験の際に返信用封筒が用意され、そこに自分の住所と名前を書かされました。

その封筒で合格通知がきます。(今はどうなんだろう…。)

あのときは、

自分で宛先を書いた封筒が、自分のところに来るなんてなあ

としみじみしたものです。

その合格通知には、「あなたは何番目です」といったように、合格の順位が書かれています。

私は、教養試験で失敗したのが響いて、順位は後ろから5番目とかそんな感じの下位合格でした。

でも合格できたので「よかったよかった」という気持ちの方が大きかったです。

電話はいつ頃かかってくる?

任地の電話は、合格発表があるとすぐに来ます。

高順位の人から順にかかってきますから、名簿の後ろの人はとても遅いです。

私に連絡が来たのは、最終合格発表があった翌年の3月あたまでした。

つまり卒業する1か月前・・・

上位の人でも、必ず第1希望の任地の電話がかかってくるわけではありません。

私の知り合いで、比較的上位で合格した人がいましたが、任地に栃木を打診されていました。

その人は東京が希望だったので断ったそうです。

ですが、そのあとに、「東京どうですか」と打診が来たそうです。

私より先に。

なので、断ったからと言って一番最後に回されるわけではなさそうです。

もちろん合格順位にもよると思います。

つまり、断ったからと言って順位の一番最後に回されるわけではないので、後順位の人への連絡は後ろ倒しに…

1回目に全く希望していない任地で、2回目に来た電話で第1希望の任地の電話が来るなんて、一体どういう仕組みなんだろう…そこは分かりません。

分かりませんが、その時点での職員の人数や、内部での人員が回せないなど、内部の事情にある程度左右されてしまうのかと思います。

そのタイミングで東京が空いてたんかな…

ただ、その人は既卒だったので、何月でもOKな人でした。

新卒の人は4月から出ないと働けませんからね。そういう事情もあるのかも。

ちなみにぼくは、名簿の最後のほうだったけど、第2希望の任地で打診がきました。

電話はこちらからかけていいの?

今、何番目まで連絡が行っているのか気になると思います。

待っているだけだと不安ですよね。

そのときは、こちらから電話をしてOKです。

合格通知に、担当している人事の職員の名前や連絡先が書かれていると思うので、

その人に電話をすると、何番目まで電話連絡が行っているのかを教えてもらえます。

私は最後の方だったので、しばらく電話はしていませんでした。

初めて電話した時期は忘れましたが、その時は200とか250番くらいだと教えてもらいました。

頻繁にかけると迷惑になりますが、定期的に聞くのはアリだと思います。

私は、初めて電話をしてからは、1カ月おきくらいに聞いていました。

1カ月でとても順番が進んでいるときもあれば、全然進んでいないということもありました。

進んでいないときは、ちょっとがっかりしました…。

中には、毎日電話を入れていた人がいたらしく、怒られたそうです。

そりゃそうだろう。やだわそんなの。

ちなみに、何時ころに電話をすればいいかなぁ、と気にしている方がいらっしゃるかもしれませんが、

基本、8時30分から17時までの間で、お昼休みの12時15分~13時を除けばいつ電話してもいいと思いますよ。

その担当者が時差出勤で8時30分にいないかもしれませんが、それなら、またかけなおせばいいです。

そんなに難しく考えなくていいですよ。

合格者に対する説明会もあります。

私のときは8月ごろだったと思いますが、合格発表があった後に説明会のようなものがありました。

任地の電話がまだ来ていない人のために、同じ合格者と顔を合わせて話をしたり、なにか心配なことがあれば質問できるといったような会でした。

最近は合格発表が7月末(ほぼ8月)ですから、そういう会はもう少し後に行われるのでしょうか…。

旅行

急に旅行っていったい何?と思った方もいるかもしれません。

電話を待っているからと言って、常に必ず電話を取れるように気を張っていなくてもいいよ、という話です。

先ほども書きましたが、私に採用の連絡があったのは、最終合格発表があった翌年の3月あたまです。

卒業1か月前でした。

その年の2月の下旬に海外旅行に行くことになり、今の順位の確認と、海外旅行に行くから連絡が取りにくくなるかもしれないと、一言断っておきました。

そちらの方が私もやきもきしないし、向こうにも迷惑かからないだろうと思ったからです。

ただ、「旅行に行きます」という電話をしたとき、自分のところの直前まで順番がきていました。

なので、念のため海外から勤務時間中にかけたところ、なんと私の順番が回ってきていました。

でも、そのときの担当の方が「今聞いても落ち着かないだろうから、日本に戻ってきたら話しましょうか」と気を利かせてくれました。

ありがたや~。

ちょうど日本に帰る前日とか二日前だったから、それくらいなら待っても問題ないと思ったのかもしれません。

なので、海外旅行など、連絡が付きづらくなるなら事前に連絡を入れておきましょう。

細かい任地については?

○○県どうでしょうか?と聞かれて、それを受けると、次はその県にある裁判所の本庁で面接があります。

日程調整で、「○○日に来てください」だったか、「○○日どうですか?」と聞かれたのかは正直覚えていません。

私のときは、他に2人ほど合格者が面接に来ていました。

そこでも、任地について聞かれますし、簡単な面接カードも書きました。

任地については、その県の中での希望する場所を書くことになります。

そこでの面接は、二次試験の面接よりも和やかでした。

志望動機も聞かれたかもしれませんが、そこはもう合格者ですから堂々と答えました。

任地も、私は素直に「家から近い方がいい」と答えました。

この段階では細かい任地の話になってきているので、しっかり希望は伝えました。

でも、「家から近くなきゃイヤです」というようなマイナスな言い方はやめた方がいいでしょう。

面接官も人間ですから。

面接官の中に私の地元を知っている人がいて、その人と地元について雑談をするなど、終始和やかに終わりました。

そして、任地はその場で言われた気がします。

正直想定していなかったので驚きました。

私は希望が通り、もう2人の合格者は同じ県内の支部に行っていました。

その場で言われたのは、面接が3月の半ばだったので時間がなかったからかもしれません。

電話はかかってくる、と信じよう

安心材料になったかは分かりませんが、私の経験をお話しました。

私は下位合格でしたが、電話が来ないなんて全く考えていませんでした。

「最近は名簿が余ることはない」と、当時聞いていたからです。

それに、名簿は1年間有効なので、卒業してしまってもまだ時間があります。

本当に、謎の自信がありました。

今から考えると本当に謎です。若かったんですかね。なんでしょうね。

皆さんも、迷惑がかからない程度に電話をしてみて、あとは、神のみぞ知る…です。

電話はかかってくると信じよう。

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • ありがとうございましす
    私は今高校三年生です
    裁判所事務官に合格したのですが、下から10番目です!電話、、、、心配です
    信じることが大切ですよね☺️

    • 合格おめでとうございます!
      高卒者区分ですか!すごいですね!
      私の感覚ですが、高卒の方は優秀な方が多い印象です。
      電話は神のみぞ知る、になってしまいますが、最後の高校生活を謳歌しつつ待ちましょう!
      コメントありがとうございました(^^)

  • ありがとうございます
    大卒区分で、818/917でした……母数によっても下から何番目までが電話かかってくるかは違うと思います。やはり厳しいですかね…怠惰な自分を恨んでいます……

    • まずは合格おめでとうございます。
      それにしても最終合格者が917人ってめちゃくちゃ多いですね。改めて調べたら、去年は1000人も合格者を出しているようで驚きでした。(ちなみに私のときは400人程度でした。)
      ただ、これから国家公務員採用一般職試験の合格発表がありますし、裁判所が第一志望じゃない人の辞退もそれなりにあるのではないかと思いますが・・・根拠のない憶測ですみません。
      どこも人手不足ですし900人も合格者を出すのは、そういう辞退者を見込んでのことだと想像します。でも結局、電話が来るまで悶々とするしかないんですよね。
      全く回答になっていなくてすみません。

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