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裁判所職員の結婚事情

みなさん実は?気になっている職員の結婚事情。

もちろん人それぞれですが、私が知っている範囲でお話します。

目次

職員同士の結婚

一番多いのは裁判所職員同士での結婚です。

書記官の養成課程(書記官になるための研修)で知り合って結婚する人が多いです。

養成課程に入ると学生気分になってしまう人も多いらしく、養成課程デビュー(大学デビュー的な)する人もいるとか。

ちなみに私の周りでは、大学時代から付き合っていてそのまま結婚するという人が多かったです。

一般職員同士の結婚だと基本は県内異動なので、単身赴任になる確率は少なめです。まったく無いということはない。

裁判官同士の結婚

裁判官同士で結婚する人もいます。

裁判官は全国異動(しかも頻繁に)なので、夫婦で異動先がバラバラになります。

でも、家庭の事情を考慮して、全国異動でも近くにしてくれたり、なるべく単身赴任ではなく通える範囲で、という配慮はしてくれるようです。

通える範囲と言っても片道1時間半とか2時間ですけどね…

裁判官と書記官の結婚

裁判官と書記官で結婚する人もいます。

そういう場合は、

  • どちらかが単身赴任する
  • 書記官が仕事やめる

ことになります。

裁判官の広域異動に書記官がついていけなくて書記官が仕事を辞める、ということもあります。

一般職の書記官・事務官は、基本的に高裁管内での異動になります。

高裁を超えての異動も可能ですが、だいたい1回限りの片道切符です。

例えば、裁判官が福岡から東京に異動すると、書記官がついていくには高裁を超えて異動するしかありません。

そのあと裁判官が北海道に異動となると、書記官はまた高裁を超えて異動しなければなりません。

ですが、それはほとんど不可能なので、単身赴任をするか、書記官が裁判官についていくには書記官が辞めるしかない、ということになります。

そのほか、書記官と弁護士の夫婦も見たことがあります。

なれそめは聞いたことありませんが、やっぱり大学からの付き合いだったのかなぁ。

職員同士の結婚のいいところ

裁判所職員同士の結婚って、お互いの仕事が分かっているから仕事の愚痴を言いやすいです。

  1. 愚痴を言いたいけど、相手は自分の仕事がどんな仕事かをよく知らない。
  2. 愚痴を言うために仕事の説明から始めないといけないので面倒くさくなる。
  3. 愚痴を言うのをやめてしまう。

ということが往々にしてあります。

そんなときに、お互いがどんな仕事をしているか知っていると喋りやすいです。

愚痴に限らず、「こんなことがあったよ」と世間話?をする程度でも話しやすいと思います。

休みを合わせやすい。

部署によって休みやすさや忙しさは違いますが、なんとなくは分かります。

なので、有給休暇を合わせて取ったり夏休みを取ったりと、休みを合わせやすいところも良いですね。

職員同士の結婚のイマイチなところ

職員同士の結婚ということは、他の職員が自分の夫・妻のことを知っている、ということになるので、それが嫌な人はいるかもしれません。

旦那さんにお世話になっているから奥さんに対しても挨拶のつもりで、

「いつも○○さんにはお世話になってます~」と言われて、

「私はお世話してないんだけどな~」とぼやいてる人がいました。

つまり「夫のことは私には関係ない」と言いたかったようです(;^ω^)ヒエッ

離婚もします。

ちなみに職員同士で結婚して、離婚した人も何組か見ました。

夫婦が職員同士の場合、異動の際に別の裁判所になることがほとんどです。

だから仮に離婚しても、部内が気まずいとかそういうことはないんですね。

ただ、同じ建物になることはあります。

地方裁判所・簡易裁判所・家庭裁判所が同じ建物の場合、片方が地方裁判所、もう片方が家庭裁判所に所属ということはあります。

こぼれ話

昔は、「未婚の職員は家庭裁判所に行かせない」という噂がありました。

家庭裁判所は、その名のとおり家庭内のトラブルを担当する裁判所なので、当然離婚やそれに付随するトラブルを担当することになります。

それを目の当たりにした職員が、結婚する意欲がなくなってしまうから、とか。

噂なので、真偽は不明です。

今は家庭裁判所の職員を増やすために、未婚の職員もバンバン家庭裁判所に行っています。

KKRブライダルネット

国家公務員が使えるKKRブライダルネットというサービスがあります。

これは、共済組合員の人と、その家族(2親等以内)に限定して使えるサービスで、要はお見合いサイトです。

2親等内なので探せるお相手は、公務員に限らず、民間の会社員の方なども含まれます。

こういうサービスを利用する人もいます。

裁判所は狭い世界

裁判所の職員は基本的に県内異動なので、長くいると、

「ああ、あの人ね」とか「あの人の旦那さん(奥さん)はあの人だよ」といった風に、

知り合いや、名前を聞いたことがあるという人が増えてきます。

全国異動の裁判官でさえ、書記官から「あの裁判官と一緒に仕事したことあるよ」という感じになったりします。

裁判所も結構狭い世界なんです。

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