一般職試験(裁判所事務官,大卒程度区分)の面接が始まりましたね。
私のときはどうだったかなぁと一生懸命思い出してみます。
面接対策
まず、一次試験に受かった方、おめでとうございます。
裁判所事務官の面接の配点比率は4分の10で、多肢選択式の試験と同等の比率なので重たいですよね。
そこで必要なのが、やはり面接対策です。
私の通っていた予備校では、一次試験合格者に対し模擬面接をしてくれました。
2回までは講座に入っていたので2回模擬面接を行い、面接カードの添削もしてもらいました。
面接カードを基に面接官が面接してきますから、面接カードの作成はとても重要です。
私は民間は一切受けていないのですが、就活サイトで自己分析をやってみたり、友達に「私ってどんな人?」と聞いてみました。
そこで、自己分析結果と友人から見た自分とを比較して、「自己分析よりも協調性があると友人たちに言ってもらえたなぁ」と気づき、模擬面接でそれを言いました。
すると、「具体的にどんなところが?」と聞かれ、完全に沈黙してしまいました。
今から思えば、誰だって具体例聞きたいですよね。
面接で沈黙してはいけないと言われていますが、模擬面接で完全に沈黙しました。
そこで、答えだけでなくそれを裏付ける根拠が必要なんだなと学びました。
ですが、模擬面接の講評で「裁判所としては欲しい人材だと思う」と言ってもらえたのが自信になりました。
就活サイトの自己分析、私はあまりうまく使えませんでした。
自分なりの対策
「裁判所としてはほしい人材だと思う」と言われた言葉を鵜呑みにし(笑)、より具体例を考えました。
私はサークルに入っていたので、サークル活動を全面的に出すことにしました。
- 自分が大学でやってきたこと
- そこで経験したこと
- 感じたこと
を絡めて、裁判所が欲しい人材ですよ~とアピールすることにしました。
私のサークルでは、学年が上がるとサークルの運営を任せられ、仕事が割り振られます。
- 勉強もサークル活動も頑張ったこと
- サークル内での仕事のこと陰でいろいろ頑張って、
- その仕事は表に出ない仕事だったけれど、ありがとうと言われたことが嬉しかったこと
こういうことを面接で話したと思います。
先ほどの「協調性が~」の件よりも具体的でしょ。
総合職のようなキャリアなら、組織運営も必要なので難しいことも聞かれるのかもしれませんが(多分)、一般職の人の場合、そんなに難しいことは聞かれないと思います。
一番聞きたいのは「あなたはどんな人ですか?」だと思います。
志望動機
皆さん困るのが「志望動機」。
私の場合は裁判所事務官志望だったのですが、それでも「裁判所じゃなくてもよくない?」聞かれたらどうしよう、と心配していました。
結果としてそんなことは聞かれず、志望動機はあっさり終わりました。
- 法律に興味を持った。
- 傍聴に行って、裁判に興味を持った。
- 説明会に行って、裁判所そのものに興味を持った。
- 説明会での職員の話を聞いて、裁判所職員になりたいと思った。
私の志望動機はこういう流れだった気がします。
「他の省庁じゃダメです!裁判所じゃないとダメです!」感が出てるでしょ。
説明会に行っていないと不利になるんじゃないかと心配になる人もいると思いますが、それをカバーするような行動をしていれば大丈夫だと思います。
たとえば、個人的に傍聴に行ったとか、裁判所のホームページで「採用試験説明会に来られなかった方へ」を見ました、とか。
裁判所に興味あります!という行動を取らないといけませんよね。
その他の質問
「他の試験は何を受けたか」も聞かれました。
「他の試験も受けていると答えるのはよくないのでは」と言われますが、私は素直に全部答えました。
毎週どこかの試験を受けてました!でもそれは、来たる裁判所事務官試験のための練習です!的なことも言ったかな…このグイグイ感。大丈夫か?
その試験結果も聞かれました。「全部落ちました!」とこちらも素直に答えました。大丈夫か???
自分がしたい仕事以外だったらどう?という質問もされた気がします。
「でも私は裁判所に勤めたいから大丈夫!」って言ったかな。まぁ、そう答えるよね。
他にも、「裁判所に落ちたら?」「ストレス発散方法は?」「挫折したことは?」「勤務地は?」などを聞かれました。
勤務地は必ず聞かれます。
そこでも、「どこでも大丈夫!」って答えたなぁ。まぁ、そう答えるよね。
書いているうちにだんだん思い出してきました。
面接が終わったその日に何を聞かれたかを手帳にメモしていたのですが、一年後にそれを開いたら、「そんなこと聞かれたっけ?」という感じで、ほぼ忘れていました。
なので、回答に困るような難しいことは聞かれなかったのかもしれません。
もしくは、うまく答えられたから覚えてないのかもしれません。
模擬面接では完全に沈黙してしまいましたが、本番では沈黙せずに答えられたと思います。
情報を持っているのは皆さんが通っている予備校だと思うので、そこでみっちりやってもらったほうがいいと思います。
さいごに
面接官が知りたいのは先ほども書いたように、「あなたはどんな人ですか?」だと思っています。
なので、ありのままの自分で挑んだほうがいいと思います。そのほうが質問に答えやすい。
自分の面接態度をこうして見ていても、素直に全部答えすぎでは…と思います。
が、これが等身大の自分ですよ。
皆さんも素直な自分で、面接いってらっしゃい!
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