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手当てと休暇についてーその1ー

みんな気になる手当てと休暇。今回は手当てについてご紹介します。

給与については以前書きましたのでコチラをどうぞ。

目次

ボーナス

みんな大好きボーナス。ボーナスも実は手当なんです。

期末手当と勤勉手当を合わせてボーナスと呼ばれています。

後で書く「病気休暇」というものを使用するとボーナス減ります。

人事評価も関わるので、評価が低いとボーナスも下がります。評価が低いと昇給の金額も減ります。

それだけでなく、公務員なので、なんやかんやでちょいちょい下がったりしてます。りふじん。

通勤手当

通勤手当は一か月最高55000円支給されます。

通常は最高で55000円も出れば十分ですが、人によっては新幹線で通勤している人もいます。

新幹線代は満額出ないので、通勤手当だけでは足りずに毎月自腹を切っていると言っていました。

新幹線という特殊事情でなくても、自腹を切る場合があります。

それは、職員が提出した通勤経路と裁判所が認定した通勤経路が違う場合です。

裁判所は基本、一番経済的なルートでしか手当を出してくれないので、裁判所が認定したルートから外れると自腹になる部分が出る場合もあります。

「経済的」なんて格好いいこと言ってますけど、要するに一番安いルートってことです。

通勤手当って、よく言われるのは、

「運賃、時間、距離等の事情に照らし、最も経済的かつ合理的と認められる通勤の経路及び方法によって算出の上、支給する」

ということのはずなんですけど、最近その「合理的」というところがすっ飛んでる気がして、「最も経済的」かどうかしか見ていない気がする。

つまり、いかに変なルートでも安いルートを認定。

乗り換えが多かろうが遠回りで時間が倍かかろうが安いルートを認定している気がする…最近は法廷通訳人に対してもこんな感じですよ。ひどくない?

合理的はどこ行った!!

合理的合理的やかましい裁判所がぜんぜん合理的じゃないじゃないか!ヽ(`Д´)ノ

住居手当

民間の賃貸で部屋を借りている人に最大月28000円支給されます。

もちろん家賃によって補助額は変わるので、30000円の部屋を借りたからと言って28000円支給されるわけではありません。

官舎のほうが圧倒的に安いですけど、今は官舎も入れないんですよね。

入れる人は、広域移動の頻度の高い人(例えば裁判官)や、深夜に国会に召集されたりする人など、条件が厳しいです。

最近は官舎に入っているよっていう一般職の人は聞きませんね。官舎も減らしていますし。

官舎に入れてもかなり古かったりして、老朽化のほうが心配…

聞いた話ですが、昔は、官舎に格安で入居してお金をためて戸建てを買うというのが一般的な流れだったらしいです。

超過勤務手当

残業手当のことです。30分単位で支払われます。

最近ではこの、「残業代を支払うのは30分を過ぎてから」というのは違法なのではないかという議論がありますね。

まったくもってそう思います。

裁判所は今のところ残業代は全額支給です。全額支給ですけど、30分単位です。

省庁によってはトータルの残業時間をみんなに割り振って支給しているというところもあります。

残業代払わないのよくない!

ほかにも寒冷地手当や単身赴任手当など、細かいものがたくさんありますが皆さんが気になるのはここらへんかと思います。

次回は休暇制度についてご紹介します。

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