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裁判所事務官のお給料

mony

公務員の給与は、〇級〇号俸という形で表記されます。

俸給表というのがあるので、それを見れば、どのくらいもらえるかの目安が分かります。

目次

公務員の給料

国家公務員は、俸給表の1級からスタートし、2級、3級と上がっていきます。

でも総合職は2級スタートなんですね。さすがエリート。

裁判所職員は国家公務員特別職という位置づけですが、俸給表は行政俸給表を使っています。

おそらく皆さん行政俸給表(いち)が適用になると思います。

略して行一ぎょういちと呼ばれています。

昇給もありますが、それは人事評価での評価次第で昇給の幅に差が出ます。

大卒程度の事務官は1級からスタートです。

事務官のままでも2級に上がれますが、これまた大して給料上がった気はしなかったです。

正直、一般職の大卒区分の給与って安いです。

初めて給与もらった時、「やす~」と思った記憶があります。

そりゃパンフレットと比べたら少ないでしょう。

だってパンフレットは税引き前の金額だもん。

ですが、公務員の給与には基本給のほかに地域手当というものがあります。

地域手当

地域手当は、勤務している地域によって基本給に対して0%から20%加算されるものです。

居住地じゃないんです。勤務地です。

20%は一番高い地域手当で、東京都特別区勤務の人がもらえるものです。

ほかの地域は15%だったり3%だったり、地域手当がないところもあります。

ちなみに地域手当0%だった人から、

「一人暮らしでは毎月の給料だけでは足りず、ボーナスで補填していた」と聞きました。

地域手当は正直大きいです。これがないと地域によっては生活が大変かもしれません。

初めてのお給料

私の初任給を改めて見てみました。

参考程度ですが、私は行一の1級25号俸192,864円でした。

ちなみに令和3年度のパンフレットの記載↓

https://www.courts.go.jp/saiyo/pamphlet/index.html(令和3年度10月裁判所のパンフレットより)

…今の方が高くない???(゜-゜)

今の高卒と同じくらいじゃない?????

私の初任給の金額は10年以上前です。でも、仮に地域手当20%で計算しても今の方が高い…

更に、法律とかで簡単に下がったり下がったりするから、ぴったり同じというわけにはいかないのでしょう。

そしてパンフレットの下に小さく書いてある米印。

東京都特別区内に勤務する場合の例です。

東京都特別区内に勤務する場合の例です。

先ほども言いましたが、東京都特別区内勤務は地域手当が20%付きます。

つまり、東京特別区以外に採用された人は、記載されている給与よりも少ないと思います。

それにより、同じ条件の採用でも年収は変わってくるので、一律いくらですよ、とは言いにくいんですね。

ちなみに先ほどの私の初任給の192,864円は、税金を引かれるの金額です。

ここから税金を引かれて、手取りは167,929円でした。

これは住民税が引かれていない金額です。

なので、翌年昇給しても住民税が引かれるので昇給した感じしません!

書記官手当

書記官になると、調整数というのが付きます。いわゆる書記官手当ですね。

この金額も決まっています。

書記官になると、書記官にしかできない仕事もありますが責任も増えます。

給与は増えますが、結構大変です。事件部の事務官は気楽だったなぁ…(ポロリ)

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平成30年度のしか見つからなかったので情報が古いですが、こんな感じで手当てが増えて給与が増えます。

書記官は調整数が4です。

なので、2級の場合は8500円に4をかけた金額が調整額になります。

現在の自分の級に対して金額が決まるので、

書記官になれば給料爆上がり~!…というわけではないんですね( ;∀;)

書記官資格を持っていれば、事務局で事務官として働いた場合でも書記官手当がつく場合もあります。

公務員の賃金の男女差

公務員の給与に男女差はありません。

民間では、よく女性の給与が低いという話がありますが、まったく同じ条件で入庁した男女では差がありません。

前職がある人は採用の段階で号俸が違いますし、その後の昇進の仕方などでもちろん変わってきます。

私はあまり給与の話をしないし、給与係にいたわけでもないので、皆さんがどれくらいもらっているかは正直分かりません。

事務官でも、主任事務官という肩書(管理職ではない)が付いたりすると給与が上がって、

「書記官とたいして変わらないじゃん」という言葉を聞いたことがあります。

でも、実際の給与明細を見せてもらったわけではないので、本当かどうかは分かりません。

残業代

いまのところ、残業代はきちんと支払われている、と思っていたのですが!

どうやら30分刻みで支払われるようです。

例えば、その月に25分しか残業しなかった場合は、残業代は出ません。

55分残業した場合、30分刻みなので30分~55分までの25分間の残業代は出ません。

これっていいの?裁判所がそんなことしてていいの?なんて思ったり。

一分でも残業は残業だよ????????

でも、これも予算があればの話ですから、今後裁判所の予算が削られればどうなるか分かりません。

世知辛い( ;∀;)

ちなみに管理職は残業代出ません。その代わり管理職手当が出ます。

管理職になると一気にブラック度が増すとかなんとか。

まとめ

参考になったでしょうか。

ほかにも住居手当(賃貸)や、勤務地によっては寒冷地手当などもあります。

以前話した当直手当もあります。

現在は、毎年少しずつ給与が上がっています。

ですが、震災などがあったときに、復興財源を賄うために公務員の給与があっさり削られることもあります。

先ほど、法律とかで簡単に下がったり下がったりすると言ったのは、こういうことがあるからです。

ボーナスも下がったり下がったりします。

書記官になることで給与が上がり、管理職になって給与が上がる。でも、法律であっさり削られる。

公務員は安定していると言われますが、そういうこともあるのです。

削りやすい 公務員の お給料

世知辛い( ;∀;)

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