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裁判官と書記官の間柄

裁判官は、怖い!固い!クソ真面目!喋らなそう!

なんてイメージありませんか?

でも、裁判官は意外としゃべるし、真面目なのはそうですが、冗談だっていうし、わりとフランクなんですよ。

(ちなみに昔の裁判官は怖かったという話もちらほら)

目次

裁判官と書記官はチームなのです

裁判官と書記官は一つのチームなんですよ、という話。

書記官は、裁判に立会って調書を作るだけでなく、関係者に連絡を取って訴訟がスムーズに行われるようにする、

コートマネージャーと呼ばれる仕事をしています。

ですが、それだけでなく、以前、実体法と手続法は両輪なんだよ、という記事で話をしたのと同じように、

裁判官と書記官も、どちらも欠けることのできない両輪の関係にあります。

そういう意味でも、裁判官と書記官は一つのチームなんです。

書記官任官試験の模擬面接でも

書記官任官試験の模擬面接でも、

「裁判官と書記官はチームとして訴訟に取り組んでいるんだよ」

とアドバイスを受けたことがあります。

そのときは「ふーん(* ̄- ̄)」程度にしか思っていませんでしたが、

本番の面接で、

「どんな書記官になりたいか?」と質問をされたときに、

私なりに、どんな書記官になりたいか、をいろいろ話をしているうちに、

「裁判官と一緒に訴訟をしていくんだなぁ」という気持ちが湧いてきて、

「裁判官とチームとなって訴訟運営をしていきたい」と言ったところ、

面接官がササっとメモを取っていました。

何を書いたのかは知りませんが、

見逃しませんでしたよ!(⊙ω⊙)

一つのキーワードだったのかもしれません。

裁判官が判断に集中するため

書記官は、コートマネージャーだ、とか、調書を作っているんだよ、と主に説明されると思います。

しかし、どれもピンとこない。イメージが湧かない…と思うでしょう。

そもそも、コートマネージャーって、なんでそんな仕事してるの?

と思うかもしれません。

当事者から情報を収集したり、書面の提出を指示して、

「円滑な訴訟運営のために働いている」

というという話はよくされることですが、

それって何のためかというと、

裁判官が判断(判決等)に集中するため、

です。

裁判官が判断に集中する環境を作る、と言っても良いでしょう。

そのために書記官がいるのです。

と言っても、別に秘書的な役割ではなく、裁判官と対等の立場で、一緒に訴訟運営しているのです。

裁判官は身近な存在

確かに訴訟運営していると、何かあったら裁判官に報告したり相談をしますし、

逆に、裁判官からも相談まではないけども、いま終わった裁判について感想を聞くことがあります。

つまり、普段から裁判官と密にコミュニケーションを取っています。

書記官にとって、裁判官は遠い存在ではなく、かなり身近な存在です。

何かあったら裁判官に報告しておく!耳に入れておく!情報を共有しておく!

毎回毎回、堅苦しく「情報共有!」というわけではなく(そういう場面もありますが)

日々雑談をすることもありますし、フランクに情報共有をすることもあります。

(裁判官だけでなくもちろん上司にも同じことをします。)

その結果として訴訟進行がスムーズに行くと嬉しいですね。

無意識ではありましたが、スムーズに訴訟が運営できるように二人三脚で日々仕事をしているなと感じました。

でも、判断には従う

フランクな間柄であっても、裁判官が決めたことには従います。

ちなみに裁判所法60条4項でも、

「裁判所書記官は、その職務を行うについては、裁判官の命令に従う。」

と記載されています。

とはいっても、やはり話し合った上で結果的に「こうして下さい。」という指示に従う、

ということになると思います。

法律的に間違っているところを指摘することもあります。

適用条文が間違っているのではないですか?とか。

特に判決書の案を点検しているときは、そういう部分を指摘するのも書記官の仕事です。

そうやって、チームで作り上げるのが判決であったりします。

ちなみに…

ちなみに、裁判所法60条5項で、

裁判所書記官は、口述の書取その他書類の作成又は変更に関して裁判官の命令を受けた場合において、その作成又は変更を正当でないと認めるときは、自己の意見を書き添えることができる。

という条文もあります。

要するに、命令を受けたからやりましたけど、私はそれが正しいとは思わない!!

と意見を書くことができます。

そういうことって私はやったことはないですし、周にもいませんでしたが、書いた人がいる、という話は聞いたことがあります。

調書の下に書いたらしいです。

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

まとめ

厳しいようで厳しくない、裁判官と書記官の関係。

両方揃って、訴訟運営がなされているのです。

実体法と手続法、裁判官と書記官。

少しでもイメージが湧いてくれると嬉しいです。

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