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裁判所事務官に向いてる人とは

よく、「裁判所事務官に向いている人」というものがありますが、

几帳面、注意深い、丁寧、慎重、迅速
向上心、知識欲
おもいやりと公平性をもったコミュニケーション能力
集中力、責任感、作業を正確にできる

というものが挙がります。

ちょっと調べるだけでも、これだけ挙がります。

どんだけパーフェクトヒューマンなんですかね。

こんなの全部兼ね備えた人なんて、いるかしら…なんて。

この要素について、私なりに考えてみました。

パーフェクトくま
目次

几帳面、注意深い、丁寧、慎重、迅速性、集中力がある、作業を正確にできる

裁判所が作る書類は、その人の身体や財産に多大な影響を及ぼすので、間違いは許されません。

なので、正確性も必要になります。

が。

だからといって、慎重~に、ゆ~っくりやっていては、仕事がちっとも終わりません。

そこで、迅速性というのいうのが出てくるのです。

正確性と迅速性。

これって、採用されてからみんな人事評価の目標に設定するヤツです。

なんなら異動先でも目標に設定するヤツです。

でも、几帳面すぎると病気になるので、ある程度適当にしていかないとやっていけないです。

適当というのは、いい加減、ではなく、ほどよくやりましょう、ということです。

慣れもあるので、最初からそのスキルがあるに越したことはないけど、気にしすぎることはないと思います。

ただ、「私は何でものんびりとマイペースにやりますぅ~」

とか、同じ間違いを連発する、

という人だと周りが困ってしまうので難しいかもしれません。

向上心、知識欲

こう書くと、すごく難しそうなことを求められているように見えますね。

確かに、最近は法改正が多くて大変です。

それを、きちんと勉強できるかどうか、ということを求められているのだと思います。

あとは、常に根拠を調べることも重要です。

自分のしていることの根拠がわかると、自信をもって仕事ができるし、説明を求められたときに、きちんと説明ができます。

なにより、やっていることがブレなくなります。

向上心!知識欲!と言いますが、新採用だけでなくベテランだっていろんな人に聞きながら仕事をしています。

そうやって「知ろうとする姿勢」が大事、ということだと思います。

「根拠を常に調べる」というのも、目標設定によくあるヤツですね!

知識は、採用されてから日々の仕事の中で身に着けていくものなので、最初からあったら誰も困らんわ。

逆に仕事の中で身に着ける気のない人は………。

おもいやりと公平性をもったコミュニケーション能力

( `皿´)ムキーッ!!

世の中には本当にコミュニケーションスキルの高い人っていますよね。

あればそれに越したことありませんが、裁判所はそこまで求めてないと思います。

でも、おもいやり・公平性、ってどゆこと?

何か、おもいやりと公平性って相反する感じがしません?

思いやりを持って~と言いつつ、でも裁判所は公正中立だから!という…

でも、これもバランスの問題だと思うんですよね。そして一番難しいところだと思います。

個々の当事者に親身になって話を聞いても、定められたルールに従ってもらう必要はあります。

でも一番大事なのは、相手に合わせて話ができるか、分かりやすく説明ができるかにかかってくると思うんです。

で、分かりやすく説明するには、結局知識がいるんです。

知識が無いと説明もできません。

なので、知識はつけていかないといけないんですよ~。

でも、当事者の対応が得意な人っているんですよね。

当事者対応が好き!という人もいます。

それに、コミュニケーションといっても、窓口に来た人だけでなく、裁判所の職員ともコミュニケーションがとれるか、というのも大事だと思います。

書記官になると、対応する相手が増える

書記官になると、窓口に来た人だけでなく、証人や通訳人、裁判官や検察官、弁護士など、対応する関係者が多くなります。

事務官でも対応しますが、書記官になると圧倒的に対応する時間が増えます。

そういう人ともコミュニケーションをとっていくので、やっぱりコミュニケーションは大事。

でも、意思疎通ができればいいんですよ。

その意思疎通が難しいんですけどね!(´;ω;`)

年下の上司、年下の裁判官も出てくる

採用されたばかりのときは周りは年上ばかりですが、長く働いていると年下の裁判官というものが出てきます。

その人たちとうまく付き合っていけるか、というのは大事な要素ですね。

よくそういうことを気にしてしまうプライドの高い人は向かないかも、と書いてあるのを見かけたりしますが、

それはその通りだとおもいます。

でも、年下裁判官は裁判官で、相手は年上だ、と思っている雰囲気はあるので、

やっぱりそこでうまくやって行けるかどうかはその人の資質な気がします。

そんなこと言ったら、裁判官でなくても、年下の上司なんてのも出てくるので、年下だろうが年上だろうが、変わらず対応できれば問題ないと思います。

まとめ

裁判所事務官に向いている人、というものにケチをつける形になってしまいましたね。

でも正直、これら全部が飛びぬけている人って、いるかなぁ?と思います。

それこそ、「あの人は当事者対応が上手だよね」

とか、

「あの人は何でも知っているよね」

とか、

「あの人はミスが無いよね(正確だよね)」

という人はいますが、全員が全員何かに特化しているわけではないです。

なので、あくまで参考程度に思っていていいと思います。

ちなみになかのひと、当事者対応は

苦手です。(二回目)

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